大雪渓酒造 純米吟醸無濾過生原酒
- 雪中育ち
大雪渓の純米原酒を飲んでみたら、期待ほどの美味しさは感じない。えぐみと言うのか、東北の酒の味に似た印象だ。原種でも純米の場合は１７度と少しアルコール度数は低い。原酒は本当に酒好きの味の分かる人でなければ無理なんだろう。
もっとも、この原酒は梅を漬けて梅酒を作るためのものだから、ストレートの味が少し強く感じても問題はないだろう。梅のエキスが出てきて度数もまた少し下がるはずだ。どの程度すっきり感が取り込めるかが問題。
特別純米酒の原酒もある。梅酒にするならむしろこちらの特別純米酒の方が合うように思う。吟醸は味が厭らしくなるから。完熟梅で漬けるなら吟醸酒でも良いでしょう。青梅を漬ける特別純米酒とするのが理に適って良そうだ。
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大雪渓は昔のすっきり感の特徴が失われていたが、季節の純米酒では見事復活。これからはこれを飲むことにしよう。
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